上海市、5Gネットワーク近海域カバー・融合的応用を推進

人民網日本語版 2023年08月15日11:06

上海市はこのほど「5Gネットワーク近海域カバー・融合的応用『5G攬海』行動計画」を発表した。同計画は、上海市は2024年末に5Gネットワーク近海域カバー・融合的応用の深度と幅の広がりを大幅に高め、5Gでスマート海洋にエンパワーメントする応用イノベーション発展の先進地、発展牽引エリア、モデルエリアを形成すると打ち出した。新華社が伝えた。

同計画は上海市通信管理局、上海組合港管理委員会弁公室、上海海事局が共同で通達したもので、5G応用の現代海洋都市建設に対する重要な推進的役割を十分に発揮し、重点分野でブレイクスルーを形成することを明確なものにした。

同計画は(1)陸海空・宇宙のプラットフォーム建設を含む陸海空・宇宙一体化海洋ネットワークの構築(2)ナビゲーションエイド、風力発電、海洋プロジェクトなどの業界設備を統括的に調整し、業界を跨ぐ設備の共有と双方向のエンパワーメントの推進(3)海洋監督管理、海洋テクノロジー、海洋経済などのスマート海洋シーン及びスマート船舶、スマート港湾、スマート航行保障、スマート海運サービス、スマート海運監督管理などのスマート海運要素を重点的に模索し、海洋5G融合応用の革新的発展の推進(4)海洋5G応用の安全リスク評価、評価・認証、サービス供給を行い、海洋5G応用の安全保障の強化という4つの面における重点活動を打ち出した。

具体的に見ると、上海はナビゲーションエイド設備の開放・共有、洋上風力発電の革新的発展へのエンパワーメント、海洋プロジェクト設備の融合的応用の深化、5Gによるスマート海洋エンパワーメントの「5G+海洋監督管理」「5G+海洋テクノロジー」「5G+海洋経済」などのシーンのイノベーションの推進、「5G+スマート船舶」「5G+スマート港湾」「5G+スマート航行保障」「5G+スマート海運サービス」「5G+スマート海運監督管理」などのスマート海運業務の先駆けた試行、海洋5G応用の安全リスクの評価の強化、海洋5G応用安全サービスの供給強化、長江デルタ海洋関連分野の協同発展への焦点化などを推進する計画だ。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年8月15日

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