上海市と江蘇・南京を結ぶ滬寧沿江高速鉄道が16日から試験運転をスタート
人民網日本語版 2023年08月17日13:52
高速列車G55301号は8月16日、江蘇省蘇州市の太倉駅を目指して南京市の南京南駅を出発し、上海市と江蘇省南京市を結ぶ滬寧沿江高速鉄道の運行図パラメータテストが実施された。同高速鉄道は、各種共同試験作業を終え、正式に試験運転段階にはいり、全線開通・開業までカウントダウンに入った。新華網が伝えた。
滬寧沿江高速鉄道は、南京南駅を起点として、南京市と鎮江市、常州市、無錫市、蘇州市の各市を経由して太倉駅に至る路線で、滬蘇(上海-蘇州)高速鉄道を通り、上海鉄道ハブに接続する。全長は279キロメートルで、その設計時速は350キロメートル。
滬寧沿江高速鉄道は、長江デルタ地域の都市間鉄道輸送ネットワークの基幹路線となり、京滬(北京-上海)高速鉄道や滬寧都市間鉄道とともに、長江デルタ地域の西エリアへ放射状に延びる高速鉄道大動脈を構成する。
開通後、滬寧沿江高速鉄道は江陰市や張家港市、常州市武進区など江蘇省南部の有力な市・県・区と上海市や南京市などの中心都市との結びつきを強化し、地域高速鉄道ネットワークを整備し、江蘇省南部にある沿江地区の経済社会発展を促進する分野で、重要な役割を果たすと期待されている。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年8月17日
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