中国の計算力総量 過去5年間近くの平均成長率が30%近くに

人民網日本語版 2023年08月21日13:59

中国計算力大会2023でこのほど明らかになったところによると、ここ数年間、中国は計算力のインフラ建設応用の加速をめぐり、一連の重要な政策・措置を打ち出し、多くの重要な建設プロジェクトを実施してきた。現在、中国の計算力総量は世界2位になり、過去5年間近くの平均成長率は30%近くに達した。

今年6月末現在、全国で運用中のデータセンターのラック総数は760万19インチラックを超え、計算力総量は197エクサフロップス(EFLOPS。1秒間に実行できる浮動小数点演算の回数を100京回単位で表したもの)に達し、ストレージの総量は1080エクサバイト(EB)を上回っていた。計算力ターミナル・ノードに関連して基幹回線系光ケーブル130本が建設され、データの伝送性能が大幅に改善された。

計算力のエンパワーメントにより、融合応用の出現が加速した。デジタル政府、インダストリアル・インターネット、自動運転、スマート医療……計算力が政務、産業、交通、医療など各業界へ加速的に拡大していくにつれ、モノのインターネット(IoT)、ビッグデータ、人工知能(AI)などと実体経済との融合発展がさらに進み、新技術、新モデル、新業態が絶えず登場し、各業界のジタルトランスフォーメーションとスマートトランスフォーメーションの加速を後押しした。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年8月21日

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