「中国で最も美しい駅」と呼ばれる阿爾山駅に観光客殺到中

人民網日本語版 2023年08月17日16:06

中国の北方エリアには待合スペースと切符売り場の面積はわずか約20平方メートルにすぎないものの、「中国で最も美しい駅」と呼ばれ、毎年たくさんの観光客が押し寄せる駅、阿爾山(アルシャン)駅がある。

エキゾチックなムード漂う小さな駅

内蒙古(内モンゴル)自治区興安(ヒンガン)盟にある阿爾山駅は、あっという間に「見学」が終わってしまうほど小さいものの、「一目惚れ」してしまうほどの魅力ある駅だ。吉林省の白城市と内蒙古自治区の興安(ヒンガン)盟阿爾山市を結ぶ白阿鉄道の三等駅である阿爾山駅は1937年に建設され、2013年に中国の「全国重点文化財保護施設」に指定された。

全長354キロの白阿鉄道は内蒙古自治区と東北エリア結び、経済的に重要なルートとなっている。

阿爾山駅を発着する列車は、旅客列車2本と貨物列車2本の合わせて1日4本で、北京、山海関、大連、吉林といった地域と結ぶ観光列車も不定期で発着している。阿爾山が旅行のオンシーズンを迎えると、この小さな駅は大勢の観光客で賑わう。こうした観光客にサービスを提供するため、同駅では地方の文化・観光当局と連携し、「ワンストップ型」のサービス体系を整備しているほか、市の行政交通当局と協力して旅客の受け入れに取り組んでいる。

絵に描いたような景色が1年中広がる阿爾山

「阿爾山」というのは山ではない。その正式名称は「ハロン·アルシャン」で、モンゴル語で、「温かく清らかな泉水」という意味だ。興安盟北西部に位置する阿爾山市の総面積は約7409平方キロ。呼倫貝爾(フルンボイル)草原と錫林郭勒(シリンゴル)草原、科爾沁(ホルチン)草原、蒙古草原という4つの大草原がそこで交差し、森林率は80%に達する。そして、7月や8月でも平均気温は22度と過ごしやすい。

阿爾山には、大興安嶺山脈の下に広がる広大で雄大な草原や松林があるほか、国境の町であるため、静かで優雅な雰囲気も漂っている。春に雪の中で咲くツツジの花、夏には青々と茂る山や雲海、秋には息をのむような紅葉の景色、冬には神秘的な霧氷の景色など、阿爾山では1年中四季折々の風景を楽しむことができる。

そんな美しい景色が目白押しの阿爾山に「行きたい」と思ったら、切符をすぐに買って、列車で出発してみてはどうだろうか。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年8月17日

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