中国の大学が新入生を対象に寮の部屋選び機能の提供をスタート

9月から新学期を迎えるに当たり、多くの高等教育機関が2023年秋季学期の準備を進めている。報道によると、多くの高等教育機関は、学生がオンラインで寮の部屋選びを行う際の機能を提供し始めている。

電子科技大学に9月に入学する新入生は、オンラインで寮の部屋を選ぶことができる。部屋は専攻クラスごとにエリア分けされている。新入生はそこから部屋とベッドを指定できるようになっている。

部屋を選ぶ際、新入生はその部屋を選んでいるクラスメートの起床時間や昼寝や夜の就寝時間、睡眠の質などをチェックできる点は注目に値する。また新入生の実際的なニーズを満たすべく、身長が190センチ以上の学生はロングタイプのベッドを選択できるようにもなっている。

珠海科技学院では数年前から寮の部屋を選ぶことができる機能を提供しており、今年も例年通り寮の選択が可能となっている。同学院の微信(WeChat)の新入生グループチャットでは、多くの学生が自分のプロフィールを紹介してルームメイト探しをしている。

南京航空航天大学では全日制の修士課程・博士課程（特定の地域、当局、機関のための人材育成制度『定向培養』対象の大学院生は含まず）の新入生を対象に、オンラインで部屋とベッドを指定できる機能を提供している。

オンラインでの部屋・ベッドの指定には、部屋・ベッドの指定予約、正式指定、結果チェックの3つのプロセスが設けられており、正式指定のプロセスにおいて、学生は指定するベッドを2回まで変更することができる。（編集KN）

「人民網日本語版」2023年8月22日