「貿易都市」の寧波で海外向けエアフライヤーの輸出が好調 浙江省
人民網日本語版 2023年08月28日14:27
油を使わずに揚げ物が調理できる調理家電「エアフライヤー」をはじめとするスマート小型家電が、海外の新興市場で新たな「人気製品」となっている。対外貿易の一大都市である浙江省寧波市では、今年1月から7月までの7ヶ月間で、寧波前湾新区から輸出されたエアフライヤーの輸出額が、前年同期比38.1%増の10億9千万元(1元は約20.1円)、このうちブラジルへの輸出額は、同333.5%増の1億5千万元に達した。中国新聞網が伝えた。
関連企業を訪れ、エアフライヤー業界に関する調査を行う寧波税関傘下の杭州湾新区の税関職員(撮影・兪懿)。
製品の研究開発・製造・販売を一体化した現代キッチン家電企業である寧波嘉楽スマート科技有限公司の張騫副総経理は、「エアフライヤーはここ数年、その優れたコストパフォーマンスと耐久性能によって、特に若者の間で人気が高い。今年は、欧米市場に加え、新興市場であるブラジルの市場開拓が実現できた」としている。
関連企業を訪れ、輸出製品の製造現場への実地検査を行う寧波税関傘下の杭州湾新区の税関職員(撮影・兪懿)。
「BRICS加盟国のひとつであるブラジルと中国との間の経済貿易協力は、数年前から深まる一方であり、多くのブラジルの消費者が、中国の新製品やサービスを求め、試すことを望んでいる。ブラジル市場は大きな発展の可能性を秘めている」と張氏は続けた。(編集KM)
「人民網日本語版」2023年8月28日
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