第1回人工知能(AI)の夕べが成功裏に開催
人民網が主催する第1回人工知能(AI)の夕べが人民日報社新媒体ビルで8月28日に成功裏に開催された。同イベントではテクノロジーやスマート、未来を感じさせる一連のプログラムを通じて、AI分野における先進的な成果と実力を示した。人民網が伝えた。
中国戯曲学院の大学生とデジタルヒューマン「沐嵐」の「次元を超えたコラボ」によるパフォーマンス「新定軍山」が披露されると、会場の観客からは拍手が上がった。
中国戯曲学院の大学生とデジタルヒューマン「沐嵐」によるパフォーマンス「新定軍山」(撮影・皇甫万里)。
また「霊境・只此青緑」ではデジタルヒューマンのダンサーが川面や山間部、絵巻物の上で軽やかな踊りを披露した。このプログラムは故宮博物院と人民網、中国東方演芸集団による同名の舞踊詩劇「只此青緑」をリメイクして作られた。
デジタルヒューマンのダンサーが軽やかな踊りを披露した「霊境・只此青緑」(撮影・趙岍)。
さらに同イベントではデジタルイメージキャラクターの「白沢」が初披露された。これは人民日報社伝播内容認知全国重点実験室と人民中科智能技術有限公司が共同で発表した、コンテンツの安全に向けたクロスモーダル知覚(感覚間相互作用)を活用した映像による検索エンジンで、少年のイメージキャラクターを用いて、時空を越えた対話を行うものだった。
初披露されたデジタルイメージキャラクターの「白沢」(撮影・李丹陽)。
プログラム「ロボットマスタースーパー対戦エキシビションマッチ」では、東北大学の「T-DTロボットイノベーションチーム」がマシンビジョンや組み込み式システムデザイン、機械制御、慣性ナビゲーション、ヒューマン・コンピュータ・インタラクション(HCI)といった技術を十分に融合させた若い世代の科学技術分野における探索と知恵を披露した。
東北大学の大学生チームが披露した「ロボットマスタースーパー対戦エキシビションマッチ」(撮影・孫海峰)。
同イベントの最後には、成都FISUワールドユニバーシティゲームズの閉会式に登場したのと同じパンダロボット「優悠」が登場したほか、一飛智控科技有限公司によるドローン星空アートショーなども披露され、AI技術の未来における無限の可能性を示した。
「次元を超えた」集合写真(撮影・翁奇羽)。
(編集TG)
「人民網日本語版」2023年8月30日
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