中国侵略日本軍の「慰安婦」制度被害者2人が死去

人民網日本語版 2023年09月08日14:27
中国侵略日本軍の「慰安婦」制度被害者2人が死去

中国侵略日本軍の「慰安婦」制度の被害者だった王志鳳さんが8月29日、海南省澄邁県で亡くなった(享年99歳)。当時16歳だった王志鳳さんは、米を借りに行った帰り道に旧日本軍に遭遇し、そのまま慰安所へと連行されてしまった。王さんは日中は塹壕掘りを、夜は「慰安婦」として働かされ、抵抗を試みようとすると旧日本軍から殴打されたという。王さんの身体に残された傷跡と心に受けた傷の痛みは一生涯、彼女から消えることはなかった。

また王さんと同じく「慰安婦」制度の被害者であった楊さんが8月30日、湖南省岳陽市平江県で亡くなった(享年100歳)。旧日本軍から非人道的な目に遭わされた楊さんは、自身の個人情報を公開することを望まなかった。彼女たちはすでにこの世を去ったが、史実を永遠に見つめ、正義が訪れる日を待ち続けていることだろう。(編集KM)

「人民網日本語版」2023年9月8日

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