タイの中国人対象のビザ免除初日、首相自ら空港で中国人観光客を出迎え

人民網日本語版 2023年09月26日15:56
タイの中国人対象のビザ免除初日、首相自ら空港で中国人観光客を出迎え
9月25日、バンコクのスワンナプーム国際空港で、中国人観光客を出迎えるタイのセター・タウィーシン首相(写真前列右)。

タイ政府は9月25日、中国人観光客に対するビザ免除政策をスタート。同政策は約5ヶ月にわたり実施される計画。この日、タイのセター・タウィーシン首相と複数の政府高官が、バンコク・スワンナプーム国際空港に出向き、第一陣となる中国人観光客を出迎えた。人民日報と新華網が伝えた。

現地時間午前10時頃、上海からの中国人観光客約100人がスワンナプーム国際空港に到着した。彼らは、ビザ免除政策の対象となる第一陣の中国人観光客となった。同空港では、彼らを歓迎するため、盛大な歓迎セレモニーが開催された。

セター・タウィーシン首相は、「中国人観光客のタイ訪問を心から歓迎する。タイは、中国人観光客を迎える準備を万全に整えている。観光業は、タイの基幹産業の一つであり、今年は、外国人観光客受入数延べ2800万人、観光収入2兆4千億バーツ(1バーツは約4.1円)の達成を目指している。中国は、タイにとって、最も重要な観光客供給源国の一つだ」とした。

タイ政府による中国人観光客向けビザ免除政策は、2024年2月29日まで実施される計画。

タイ国政府観光庁によると、同政策によってタイにもたらされる観光収入は1403億バーツに達すると見込まれている。(編集KM)

「人民網日本語版」2023年9月26日

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