長江水上輸送、1-9月の貨物輸送量28.2億トンの見込み

人民網日本語版 2023年10月09日13:46

写真は長江の湖北省武漢市陽邏港の水域を貨物輸送船がひっきりなしに往来する様子。(撮影・郭凱)

写真は長江の湖北省武漢市陽邏港の水域を貨物輸送船がひっきりなしに往来する様子。(撮影・郭凱)

今年9月、長江の水上輸送は全体として安定した増加傾向を保ち、主要港湾の貨物処理能力は前年同期比12.8%増の3億3000万トンに達する見込みだ。また1-9月期の処理能力は同7.4%増の28億2000万トンに達する見込みだ。

現在、中国国内では製造業の安定回復傾向が続き、コモディティと原材料の輸送ニーズが高まっている。同時に、長江の主要航路の条件が整い、船舶の運航効率が高水準で推移している。さらに比較の対象となる前年同期の数字が「増水期にもかかわらず枯渇していた」ため低かったこともあり、港湾の貨物処理能力は前年同期に比べて急増した。今後も、中国経済の持続的な好転にともなって、長江の水上輸送は安定した成長傾向を維持するものと期待される。

これまでの報道によると、2022年末現在、中国の内陸河川航路の航行可能距離は12万8000キロメートルに及ぶ。同年の中国の水路による貨物輸送量は約85億5000万トンに上り、そのうち長江の主要航路の貨物輸送量が30億トンを超え、内陸河川の水上輸送で10数年連続の世界一だった。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年10月9日

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