国務院新聞弁公室が「『一帯一路』共同建設:人類運命共同体構築の重大な実践」白書を発表

人民網日本語版 2023年10月10日14:49

「一帯一路」(the Belt and Road)共同建設の過去10年間の成果を紹介し、国際社会の認識と理解をさらに深め、「一帯一路」共同建設の質の高い発展を推進し、「一帯一路」がさらに多くの国々や人々に恩恵を及ぼすことを目指し、国務院新聞弁公室は10日、「『一帯一路』共同建設:人類運命共同体構築の重大な実践」と題する白書を発表した。新華社が伝えた。

白書は「習近平国家主席は2013年3月に人類運命共同体の構築という理念を打ち出し、9月と10月に『シルクロード経済ベルト』と『21世紀の海のシルクロード』の共同建設を相次いで打ち出した。『一帯一路』共同建設イニシアティブは、古代シルクロードという人類の歴史と文明の発展の成果を創造的に継承し、発揚するとともに、新たな時代精神と人的・文化的意味を与え、人類運命共同体の構築に向けた実践的なプラットフォームを提供した」と指摘。

また、「過去10年間、各方面が共に努力した結果、『一帯一路』共同建設は中国の提言から国際的な実践へと進み、理念から行動へと転化し、ビジョンから現実へと変わり、確実で重みのある成果を収め、広く歓迎される国際公共財、国際協力プラットフォームとなった」とした。

白書はさらに、「過去10年間、『一帯一路』共同建設は関係国に確かな利益をもたらしただけでなく、経済のグローバル化の健全な発展の推進、世界の発展における難題の打開、グローバル・ガバナンス体制の整備に積極的な貢献を果たし、人類による現代化の共同実現に新たな道を開き、人類運命共同体の構築の根を下ろした」と指摘。

そして、「中国は各国と共に、揺るぎなく『一帯一路』の質の高い共同建設を推進し、グローバル発展イニシアティブ、グローバル安全保障イニシアティブ、グローバル文明イニシアティを実行に移し、永続的な平和と、普遍的な安全、共に繁栄して、開放的で包摂的な、クリーンで美しい世界を構築することを望んでいる」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年10月10日

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