飲食提供をサポートするロボット「進宝」が輸入博に登場

人民網日本語版 2023年11月02日16:24

飲食提供の負荷リスク予測にモノのインターネット(IoT)のセンサーが加わり、人工知能(AI)が食品の安全監督管理・保証をよりスマートにしている。飲食提供をサポートするロボット「進宝」が登場し、出展業者により優れたビジネス環境を実感してもらう……。第6回中国国際輸入博覧会は予想される大勢の来場者に対応するため、市場監督管理サービス保証に関するAIプランを1日に発表した。

今年の輸入博は対面展示が全面的に再開し、上海市場監督管理当局はロボットやIoTなどの新技術を導入し、食品の安全や特殊設備の安全をめぐるリスクのスマート予測を充実させることにしている。

想定される高い飲食需要に向けて、「食品安全情報トレーサビリティ」といった既存の食品安全の技術的保証を踏まえた上で、食品安全モジュールに「飲食提供負荷リスク予測」の機能を新たに加え、飲食加工の面積と提供量から判断と予測を行い、飲食提供負荷係数(単位面積あたりの飲食提供量)が高い場合は、重点的監督管理を行い、巡回頻度を増やし、安全が確保されることを前提として、提供する食品の種類の豊富さと十分な量を確保するとしている。

輸入博案内所に新たな仲間のロボット「進宝」がやって来た。その知識庫には市場監督管理分野の食品安全、医薬品の安全、医療機器に関わる法律・法規、政策、利用案内・注意事項などに関する100項目近くの情報が入っており、グルメガイド(マップ)、場内のトイレ、食事ができる場所の検索機能を備え、問い合わせの内容を顔部分(ディスプレイ)で表示することもでき、没入型、双方向型、可視化された案内サービスを提供する。(編集KS)

「人民網日本語版」2023年11月2日

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