初の国際的AI宣言に中国など28ヶ国とEUが署名

人民網日本語版 2023年11月03日16:51

初開催となる世界AI安全サミットが1日、英国のブレッチリー・パークで開幕した。開幕式では、中国を含む参加国が合意した「ブレッチリー宣言」が正式に発表された。これは、急速に台頭する新興技術である人工知能(AI)に関する世界初の国際的声明であり、将来的に強大なAIモデルが人類の生存にとって脅威となることへの懸念や、AIが現在において有害な情報や偏った考えの情報を増幅することへの懸念に焦点を当てている。

宣言は、サイバーセキュリティやバイオテクノロジーの分野におけるリスク、フロンティアAIが偽情報を増幅する可能性などのリスクに特に注目した。

サミットには各国の高官、AI企業代表、専門家ら約100人が招待された。英国科学・イノベーション・技術省が1日に発表した情報によると、米国、中国、日本、ドイツ、インドなど20数ヶ国の政府代表、及び国連、経済協力開発機構(OECD)、国際電気通信連合(ITU)など国際機関の代表が出席。この他、80以上の学術機関、企業、協会組織の代表も出席した。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年11月3日

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