中国独自のAI大規模言語モデル、初めて一般向けにリリース
人民網日本語版 2023年09月04日10:30
百度の「文心一言」、ショート動画共有アプリ「抖音(中国版TikTok)」の「雲雀」大規模言語モデル、中国科学院の「紫東太初」大規模言語モデルなど、中国のテック企業や科学研究機関が独自に研究開発した8種の人工知能(AI)大規模言語モデルが8月31日、初めて正式に一般向けにリリースされた。新華社が伝えた。
業界では、これは中国のAI大規模言語モデルがより大きなデータ規模、より広い応用空間、より高速の技術アップグレードの機会を手にすることを意味すると見られている。
百度、字節跳動(バイトダンス)、商湯、百川智能など、11の企業・機関の大規模言語モデルがこのほど、第1期採用リストに入った。一般リリースが発表された8モデル以外の3モデルも、時期を見計らい一般リリースされる見込みだ。
百度の創業者である李彦宏会長兼CEOは、「数億のネットユーザー向けに『文心一言』のサービスが大規模リリースされれば、リアルの世界におけるより多くのフィードバックを取得できる。これは基礎モデルのさらなる改良と製品のよりスムーズなアップグレードを促し、ユーザーの体験がより優れたものになる。中国AI企業は強みを発揮し、応用シーンをさらに模索し、応用エコシステムを構築するべきだ」と述べた。(編集YF)
「人民網日本語版」2023年9月4日
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