中国とカザフスタンがビザ相互免除 新疆の通関地に第一陣となる出入国者
人民網日本語版 2023年11月14日14:13
中国の新疆維吾爾(ウイグル)自治区の霍爾果斯(コルガス)通関地の聯検ホールでは今月10日、カザフスタンから来た旅客48人が、税関と出入国検査所を通過し、中国へ入国した。彼らは「中華人民共和国政府とカザフスタン共和国政府のビザ相互免除に関する協定」が正式に実施されて以降、霍爾果斯公路通関地から入国した第一陣の旅客となった。
新疆維吾爾自治区とカザフスタンの間には、利用可能な公路通関地が5ヶ所ある。今回中国とカザフスタンがビザを相互免除することで合意し、各通関地で両国の旅客が増え、通関地の出入国者がさまざまな程度で増加している。
あるカザフスタン人男性は、国際列車のチケットをすぐに購入して霍爾果斯に来たといい、「新疆を旅行したいとずっと思っていた。ビザが相互免除になり、ビザの申請にかかる時間を省略できるようになったので、旅行の絶好の機会となった」と話していた。
カザフスタンのアルマトイ州から国際列車に乗って霍爾果斯市にやって来た衣類関係の商売をしているというある商人は、「烏魯木斉(ウルムチ)市や霍爾果斯市などに以前行ったことがある。今はノービザで30日間滞在できるので、中国の他の都市に旅行や視察に、ゆっくりと行くことができるようになった」と話していた。
ビザが相互免除となり、出入国者が効率よく通関手続きが行えるようにと、霍爾果斯税関や阿拉山口税関、烏魯木斉税関は、共同対策メカニズムをさらに深化させ、出入国者の増加に対応できるよう準備を整えている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年11月14日
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