中国気象局、「風雲地球」国際版を正式発表

人民網日本語版 2023年11月20日13:05

「風雲地球」国際版が13日、正式に発表された。これは2022年6月に「風雲地球」プラットフォーム業務の試運転を開始した後、中国気象局は海外ユーザー向けに開発した衛星リモートセンシング総合応用プラットフォームだ。人民日報が伝えた。

「風雲地球」国際版は海外ユーザーの異なる需要に基づき、気象の中核業務に焦点を当て、マルチソース衛星資料の融合応用を強化し、海外ユーザーに「高い時間的効率性、スマート化、精密化、カスタマイズ可能」な風雲気象衛星リモートセンシング応用サービスを提供する。

全業務チェーンの構築を基礎に、「風雲地球」国際版は高い時間的効率性で気象衛星や数値予報などのマルチソースデータを取得し、定量化製品をスピーディに生成し、高い時間的効率性で国際サービスを行うことができる。先進的な人工知能技術により、大量の気象衛星データを自動で分析、発掘、モデリングし、気象災害と異常気象をスマートに識別し、ユーザーの利便性と実用性を高める。雲図帳、要素、災害、気候、モード検証を含む5大類・100以上のカスタマイズされたマルチスケールの製品を提供し、各業務シーンに対応する。異なる国・地域に基づき重点的に注目する気象要素、観測エリア、期間などを設定し、ユーザーの個別の需要を満たすようにする。

中国は現在、9基の風雲気象衛星が軌道を周回し、世界の129の国・地域に資料と製品を提供している。32の国が正式に風雲気象衛星国際ユーザー防災減災緊急時保証メカニズムの登録ユーザーになっている。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年11月20日

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