習近平国家主席のメッセージに各国の有識者が賛同　「2023従都国際フォーラム」

習近平国家主席は4日、「2023従都国際フォーラム」に祝賀メッセージを寄せた。出席者は習主席のメッセージについて、豊かな意味を含み、真の多国間主義の維持と実践のために方向性を示し、グローバル・ガバナンス体制のより公正で合理的な方向への発展の促進にプラスのエネルギーを与えたとの認識を示した。新華社が伝えた。

上海協力機構 (SCO)元事務局長のウラジミール・ノロフ氏は「人類社会は現在、伝統的・非伝統的な多くの課題に直面し、一国主義や保護主義が負の影響をもたらし、地政学的衝突が増え、社会的不公正が激化している。世界は共通認識を形成し、問題解決の良い方策を見出す必要がある。今回のフォーラムを開催する重要な意義は、まさにここにある」と指摘した。

習主席は祝賀メッセージで「出席者各位が英知を結集し、真の多国間主義を実践するために声を上げて励まし、人類運命共同体の構築を推進するために力を捧げることを希望する」と表明した。出席者はこれに大いに鼓舞され、中国と世界各国との相互理解と親善の増進のために力を捧げ、国際社会が共に世界的課題に対処し、世界の平和・発展・繁栄を促進するために知恵を捧げたい考えを表明した。

また、従都国際フォーラムの主催団体の1つである「World Leadership Alliance-Club de Madrid (WLA-CdM)」 の会長を務めるスロベニアのダニロ・テュルク元大統領は「習主席は、多国間主義の重要な意義として、国際的な問題は皆が共に話し合って処理し、世界の前途命運は各国が共同で掌握すべきであるということに繰り返し言及した。協力すれば、共通の試練をより良く克服することができる。私はWLA-CdM会長として、我々の活動を通じて、より持続可能かつ強靭性を備える国際ガバナンス体制の構築を後押しし、世界規模の協力を促進し、人類の共同発展を促進していきたい」と語った。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年12月5日