王毅氏がブリンケン米国務長官と会談

人民網日本語版 2023年10月30日13:54

王毅中共中央政治局委員(外交部長)は26~27日、米国のブリンケン国務長官とワシントンで2回会談を行った。双方は、サンフランシスコでの両国首脳会談の実現に向けて共に努力することで一致した。新華社が伝えた。

王氏は「現在、国際情勢は混迷し、中米関係も重要な岐路に立っている。我々は常に、中米間の共同利益は摩擦を大きく上回り、各々の成功は互いにとって挑戦ではなくチャンスであり、大国同士の付き合う道はゼロサムゲームではなく対話・協力であるべきだと考えている。我々は、両国に幸福をもたらし、世界に恩恵を及ぼすため、中米関係を健全で安定した発展の軌道に早急に戻すことを主張している」と指摘。

「今年の中米関係の曲折した歩みを振り返ると、総括に値する経験と汲み取る必要のある教訓がある。最も重要なのは『5つの必須』を成し遂げることだ。つまり、両国首脳間の共通認識の遵守、中米関係の安定化、円滑な意思疎通チャンネルの維持、溝・対立・摩擦の管理及びコントロール、互恵協力の推進が必須だ」と述べた。

また「中米関係の安定化と好転を実現するには、双方が相手国の戦略的意図を客観的に認識し、中米関係における競争要因を正しく受け止め、国家安全保障の概念を整理して明らかにする必要がある」と強調した。

ブリンケン国務長官は「米国は両国関係が安定し、持続可能であることを希望し、中国側と意思疎通を強化して、誤った判断を防ぎ、必要な分野で協力の実施を議論し、次の段階の米中上層部交流に向けて準備を整えることを望んでいる」とした。

双方は、パレスチナ・イスラエル衝突など国際・地域問題について意見交換を行った。

王氏は「さらに広範囲の人道的災害を防ぐことが喫緊の課題であり、その根本的な打開策が『二国家解決』の実行だ。中国は各方面と共に、協力して和平促進のメカニズムを活性化し、『二国家解決』実行のためにより広範な国際的コンセンサスを形成し、実効性ある国際的保障の提供を議論することを望んでいる」とした。

ブリンケン国務長官は「中東地域の平和と安定を維持し続けることは各方面の利益にかなう。米国も同様に、『二国家解決』に戻り、実行すべきとの認識だ」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年10月30日

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