東洋歌舞・音楽史詩「媽祖」が日本の東京で初公演

人民網日本語版 2023年12月28日15:38

中日平和友好条約締結45周年を記念して、東洋歌舞・音楽史詩「媽祖」の東京初公演がこのほど行われた。同公演は、日本で活躍する「京劇」の演出家で、日本京劇院の院長を務める呉汝俊氏がプロデュースし、中国伝統文化を通して、中日友好交流の楽章を奏でた。また中国の呉江浩駐日大使、山口那津男日本公明党代表、日中協会の野田毅会長、日中友好会館の宮本雄二館長代理など、中日のゲスト500人以上が鑑賞した。人民網が報じた。

今回の公演は、日本の鳩山由紀夫元首相と幸夫人が総顧問を担当し、中国国際文化伝播センターの最高執行責任者・龍宇翔氏や張和平氏が企画を担当した。

呉江浩駐日大使は挨拶の中で、「『媽祖信仰』は中国の宋(960-1279年)の時代に起源を発し、1000年以上にわたって伝承、発揚されてきた。中国では、しっかりとした文化的基礎と大きな社会的影響がある。観客の皆さんが公演を芸術として楽しむのと同時に、日本人の方々が媽祖文化を理解し、中日間の人的・文化的交流を促進するようになるよう願っている」とした。

東洋歌舞・音楽史詩「媽祖」は5幕構成で、「媽祖」と呼ばれる官吏の娘・黙娘が、山頂で仙人に誘われ神となるまでの物語を紹介している。そして観客が内容をより理解しやすいように、会場では出演者のセリフの中国語と日本語の字幕を表示。観客はより踏み込んで物語を理解し、素晴らしい公演を堪能した。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年12月28日

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