「神舟17号」の乗組員、第1回船外活動を無事完了

21日に北京宇宙飛行制御センターで撮影された神舟17号の湯洪波飛行士（右）と唐勝傑飛行士が船外操作を実施する様子。撮影・韓啓揚

有人宇宙船「神舟17号」の乗組員は21日、第1回船外活動を無事完了した。中国宇宙ステーションに二度目の滞在となった湯洪波飛行士は2年ぶりに宇宙遊泳を行った。唐勝傑飛行士は、これまでで船外活動を実施した中国最年少の宇宙飛行士となった。新華網が伝えた。

中国有人宇宙事業弁公室の説明によると、神舟17号の乗組員の湯洪波飛行士、唐勝傑飛行士、江新林飛行士は緊密に連携し、宇宙ステーションのロボットアーム及び地上科学研究者の協力とサポートを受けながら、約7時間半の船外活動を経て21日午後9時35分にコアモジュール「天和」のソーラーウィングの修復試験などの予定の任務を完了した。湯飛行士と唐飛行士が安全に実験モジュール「問天」に戻り、船外活動が無事成功した。

計画によると、神舟17号有人飛行任務の期間中にはさらに多くの科学実験・技術試験及び複数の船外活動・応用ペイロード船外任務が実施される。（編集YF）

「人民網日本語版」2023年12月22日