上海市、スマート製造設備産業規模が1千億元を突破

人民網日本語版 2024年01月04日13:58

上海市スマート工場建設活動推進会で3日、スマート製造が近年、上海市で勢いよく発展しており、スマート製造設備産業の規模が1000億元(1元は約20.0円)を突破した。今年、上海では新たに70の市級スマート工場が建設されることが明らかになった。新華社が伝えた。

同会によると、上海はすでに累計で3つの国家級ベンチマークスマート工場、19の国家級モデルスマート工場、111の国家級スマート製造優秀シーンを育成している。完成したスマート工場の中で、生産効率は平均して50%向上し、ランニングコストは平均して30%低減した。単位付加価値当たりエネルギー消費量は累計で13%低下した。

「上海市スマートロボット産業の質の高いイノベーション発展促進行動案(2023-25年)」によると、上海は25年までにブランド、応用シーン、産業規模の面で「10・100・1000」のブレイクスルーを達成する。具体的には、10の業界一流のロボットトップブランドを、100のベンチマーク的なロボット応用シーンを、1000億元のロボット関連産業規模を目指す。

上海市経済・情報化委員会の張英会長は同会で、「今年のスマート工場建設の重点は、レベル別・類別のスマート工場のレベル分けによる建設の推進だけでなく、スマート工場の全シーンエンパワーメントも推進する。年内に新たに建設されるスマート工場におけるモデル的及びベンチマーク的なものの割合が70%以上を目指す」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年1月4日

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