0.5秒で480種以上の果物と野菜を正確に識別 視覚AIが野菜市場で大活躍

人民網日本語版 2024年01月09日13:21

視覚AI(人工知能)はカメラかセンサーを通して外部世界を「感知」し、撮影した画像または動画データに対して特徴の抽出と分析を行い、最終的に機械ディープラーニングにより異なる物体と特徴を区別する。システムが画像中の物体の識別をマスターすれば、視覚AIはこれらの情報に基づき自動的に意思決定または反応することができる。科技日報が伝えた。

厦門浩森威視科技有限公司の李密CEOはこのほど、トレーニング中の視覚AIが大活躍する新たなシーンを見せてくれた。設計チームの説明によると、同チームは視覚センサーを一般的な電子はかりに取り付け、先進的なアルゴリズム設計により視覚AIが速やかに物品をデータバンクの画像とマッチングできるようにし、正確な識別を実現できる。この視覚センサーとアルゴリズムを搭載したスマート電子はかりは0.5秒内に480種以上の果物と野菜を正確に識別し、自動で重さを量り決済を行うことができる。

唯一のQRコード情報を持つ標準化された製品と異なり、量り売りされる果物と野菜は種類が多く、色と外形が混同しやすく、同類の果物と野菜であっても成熟度によって形が異なる。これによりアルゴリズム技術に対する要求が高くなっている。そのためチームはアルゴリズムの最適化とモデルのトレーニングを続け、数回の世代交代と最適化を行った。

李氏は、「アルゴリズム設計により、ロボットが人のように世界を『目にし』、『目にした』世界を理解できるようになった。その中核技術は先進的なアルゴリズムミドルプラットフォームにあり、画像数が少ないデータバンクでも機械がディープラーニングを行える」と述べた。

李氏は、「人々は野菜市場で果物と野菜を購入する際に、通常人の手で重さを量り決済を行うが、このスマート電子はかりがあれば、購入者は自分で量り売りされる商品を置いてスキャンすればよい。カメラは画像を撮影した後に商品の種類を速やかに識別し、システムと協力し自動的に重さを量り、決済を完了する。このシーンの推進と普及は小売業の決済効率を大幅に高めることになり、人手を節約するだけでなく、購入者のショッピング体験を最適化することにもなる」と説明した。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年1月9日

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