大規模言語モデルの「百度文心」が国家大規模言語モデル標準テストに合格

人民網日本語版 2023年12月25日10:53

大規模言語モデル「百度文心(ERNIE)」は22日の全国情報技術標準化技術委員会人工知能(AI)分科会全体会議で初めて、大規模言語モデル標準準拠性テストに合格した。環球網が伝えた。

大規模言語モデル標準準拠性テストは、中国電子技術標準化研究院が提案し、大規模言語モデル産業全チェーンの数十社のトップ機関の意見を吸収した上で、大規模言語モデルの理解、生成、ロジックなどの中核能力の38件の具体的な評価・検査を重点的に完了した。これにより中国の大規模言語モデル標準の準拠性を十分に検証し、AI産業の健全で秩序正しい発展をけん引する。

百度は国内AI分野標準策定の主導勢力で、たびたび国家AI技術標準体系の設計及び議論に参加している。また標準中核貢献機関の一つとして、AI事前訓練大規模言語モデルシリーズの国家標準の原案を作成している。今年7月、百度は中国電子技術標準化研究院より、「国家AI標準化全体チーム大規模言語モデル特別テーマチーム共同チーム長機関」に選ばれた。

百度文心の利用規模は中国でトップとなっており、1日平均で数千万回にのぼり、毎月1万社以上の企業にサービスを提供している。文心一言のユーザー数は11月現在で7000万人を超え、4300のシーンをカバーしている。企業ユーザーは百度スマートクラウド千帆大規模言語モデルプラットフォームを通じて、文心大規模言語モデルを利用できる。千帆プラットフォームは現在まで4万社以上の企業ユーザーにサービスを提供し、企業向けに累計で1万近くの大規模言語モデルの微調整を行っている。霊境マトリクスプラットフォームがリリースされてから間もなく、3万人の開発者から登録申請を受けつけている。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年12月25日

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