高寒冷地仕様スマート高速列車「復興号」が斉斉哈爾南駅を発車! 黒竜江省

人民網日本語版 2024年01月11日16:20
高寒冷地仕様スマート高速列車「復興号」が斉斉哈爾南駅を発車! 黒竜江省

鉄道部門が新たに導入した、G904号高寒冷地仕様スマート高速列車が1月10日、北京市の朝陽駅に向けて黒竜江省斉斉哈爾(チチハル)南駅を出発した。乗客たちは車内で行われた活気に満ちたパフォーマンスを通じて、東北の伝統文化の魅力を目の当たりにした。人民網が伝えた。

乗務員は、乗客の旅行体験をより豊かなものとするため、東北地方ならではの派手な色合いの花柄の衣装を着て、特産の凍らせた梨の「凍梨」や凍らせた柿の「凍柿子」、サンザシを水あめがけにした「氷糖葫蘆」などを乗客に紹介し、試食のため配っていた。

黒竜江省の氷雪観光はこのところ高い人気が続いている。鉄道部門は、旅行者のニーズにより良く対応し、旅行体験をいっそう改善するため、中国鉄路哈爾浜(ハルビン)局集団有限公司に7組の高寒冷地仕様スマート高速列車「復興号」を配備した。従来の標準型「復興号」と比べると、高寒冷地仕様スマート高速列車には、低温への耐性度が高い材料が使用されているほか、「サイレント車両」・バリアフリー車両・開放型食堂車が増設され、USB充電ポート・調節可能なヘッドレスト・電動レッグレスト・ワイヤレス充電装置などが設けられている。このほか、インバータエアコンが装備され、より緻密な温度調節が可能となり、冬季に利用する乗客の快適性を高めている。(編集KM)

「人民網日本語版」2024年1月11日

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