哈爾浜鉄路局、寒さに強いスマート高速鉄道「復興号」7編成を新たに運行へ

人民網日本語版 2024年01月15日16:20

2024年に入ってから、黒竜江省の氷雪観光の人気がますます高まり、中国鉄路哈爾浜(ハルビン)局集団有限公司の旅客輸送量は前年同期比200%近く増加した。全国各地からの観光客の移動交通ニーズを満たし、移動交通体験をよりよいものにするため、鉄道当局は新たに高地・寒冷地仕様のスマート高速鉄道「復興号」7編成を投入し、1月10日に運行がスタートした。新車両は哈爾浜と北京、上海、武漢などを結ぶ高速鉄道路線でそれぞれ運行される。現在、同公司が保有する同タイプの車両は13編成あり、全国にある同タイプ車両の3分の2を占めている。

標準型「復興号」と比べると、高地・寒冷地仕様スマート高速列車は耐低温設計が行われており、氷点下40度にもなる中国東北地域の極寒の環境でも通常の運行が確保される。

寒さに強い「復興号」には旅客サービスや列車運行などに関するスマート機能が追加され、「サイレント車両」・バリアフリー車両・開放型食堂車が増設された。車内では乗客に全方位的な双方向情報サービスを提供することが可能で、WiFi接続、車載テレビの複数画面表示、スマホ画面の投影などの機能も実現した。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年1月15日

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