中国2023年12月の外商直接投資の資金純流入額は100億ドル超

人民網日本語版 2024年01月16日13:21

中国国家外貨管理局が15日に発表したデータによると、米ドル建てで計算した2023年12月の銀行の外貨決済額は2020億ドル(1ドルは約145.8円)、外貨売却額は2063億ドルだった。同局の王春英副局長兼報道官は、「同月には外商直接投資の資金純流入が大幅に増加し、資金純流入額は100億ドルを超えた」と述べた。

王副局長は、「物品貿易が引き続き国境を越えた資金の流動を安定させるベースの役割を果たした。23年12月の物品貿易における越境資金純流入額は前年同期比12%増、前月比37%増となった。同時に、外資の中国市場への投資と人民元建て資産配置の意欲が安定的に上昇し、ここ数ヶ月間は外資が中国の内国債を持続的に買い増してきた。23年11月の買い増しの規模は歴史的に2番目の高値となり、12月はさらに245億ドルを買い増し、ここ2年近くの高水準がキープされた」と説明した。

また王副局長は、「主要ルートを見ると、物品貿易は引き続き大規模な資金の純流入傾向を保ち、最近の外資の対中投資が好調な傾向を示した」との見方を示した。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年1月16日

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