外交部「『一つの中国』原則は取引不能な基本準則」

人民網日本語版 2024年01月18日14:29
外交部「『一つの中国』原則は取引不能な基本準則」

今回ナウル政府が台湾当局との「断交」を宣言したのは、同国の某元大統領が「裏で操り」、台湾当局がナウルの経済援助「要求」を評価・協議している間に、大陸部が「隙に乗じて入り込んだ」ためであるとの「消息筋」の情報を引用したメディアの報道について、外交部(外務省)の毛寧報道官は17日の定例記者会見で「『一つの中国』原則は取引することができない基本準則だ」と述べた。

毛報道官は「ナウル政府が『一つの中国』原則を認め、台湾当局と『断交』し、中国との国交回復を望んだのは、ナウル政府内閣の集団的決定であり、ナウルが主権国家として自主独立的に行った正しい選択だ。我々は、ナウル議会が16日、中国との国交回復という政府の決定を支持・承認・確認し、中国との外交関係の発展、両主権国家間の友好協力に尽力するとの決議を全会一致で採択したことに注意を払っている。これは、『一つの中国』原則が人心の向かうところ、大勢の赴くところであることを、改めて存分に示すものだ」と指摘。

「いわゆる『消息筋』の発言はまったく根拠のない中傷だ。『金銭外交』に慣れた彼らは、世界には金では買えないものがあるということを知る必要がある。『一つの中国』原則は取引することのできない基本準則であり、国際社会の一致した共通認識でもある」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年1月18日

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