外交部「各国と『一帯一路』共同建設の質の高い発展を期待」
外交部(外務省)の毛寧報道官は27日、「この10年で、『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設は最も歓迎される国際公共財、最も大規模な国際協力枠組みとなった」と指摘し、次のように述べた。
今年、「一帯一路」の経済・貿易・投資協力が安定の中で進展した。1~11月、中国の「一帯一路」共同建設国との合計貿易額は17兆6500億元(1元は約19.8円)で前年同期比2.6%増加した。金融を除く直接投資は2011億元で前年同期比26.8%増加した。請負工事の完成売上高は7848億元で前年同期比8.5%増加した。
コネクティビティ協力が大きな成果を相次ぎ収めた。国際定期貨物列車「中欧班列」は今年1~11月、累計1万6145本(前年同期比7%増)が運行し、発送貨物量は174万9000TEU(前年同期比19%増)となり、貨物輸送量はすでに昨年1年間の量を上回った。ジャカルタ-バンドン高速鉄道は営業運行2ヶ月で輸送旅客数が延べ100万人を突破した。バングラデシュのシェイク・ムジブル・ラフマントンネル、ナイジェリアのレッキ深海港などのプロジェクトが完成し、関係国・地域のコネクティビティを力強く促進した。
グリーン、デジタルなど新分野の協力が勢いづいた。中国は各国と共に「『一帯一路』グリーン発展北京イニシアティブ」「『一帯一路』デジタル経済国際協力北京イニシアティブ」を発表し、水力発電、風力発電、太陽光パネルなどグリーン・エネルギー産業協力を強化し、「シルクロードEC」などデジタル経済による伝統産業の活性化を促進した。
我々は「一帯一路」10周年を新たな出発点に、各国と「一帯一路」共同建設の質の高い発展を促進し、人類運命共同体の構築に新しい強大な原動力を注ぐことを望んでいる。(編集NA)
「人民網日本語版」2023年12月28日
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