「花饃」で迎える春節 河北省定州

人民網日本語版 2024年01月24日10:23
「花饃」で迎える春節 河北省定州
蘇利栄さんと同僚たちが制作した花饃「竜鳳呈祥」(撮影・白永民)。

中国北部の多くの地域では、春節(旧正月、2024年は2月10日)を迎えるにあたり、「花饃(飾り蒸しパン)」を蒸す風習がある。飾り蒸しパンは生地を発酵させて作るが、その「発」の字には、新たな年に富がもたらされるようにという願いが込められている。そして蒸し上げる工程の「蒸」の字には、新たな年が日ごとに豊かになって欲しいという願いが込められている。そのため、春節を控え、河北省定州市に住む民間手工芸職人の蘇利栄さんと同僚たちは、ますます忙しくなっている。彼女たちはそのスキルを駆使し、小麦粉の生地を捏ねては、ユニークな様々なデザインの花饃に仕上げている。そして新たな年を歓迎するため、干支の竜をデザインした花饃を制作しており、「竜鳳呈祥」や「金竜送福」、「竜年大吉」など様々な目出度いデザインの花饃が、年越しムードを盛り上げている。中国新聞網が伝えた。(編集KM)

「人民網日本語版」2024年1月24日

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