峨眉山「金頂」の上に巨大な「日暈」が出現

人民網日本語版 2024年01月29日15:44

四川省の峨眉山頂上にある仏教寺院・華蔵寺(別名・金頂)の上空に今月28日、巨大な光の輪「日暈」が現れた。眩いその壮観な光景を多くの観光客がカメラに収め、「来てよかった」と感激の声を上げていた。

物理学者の鄭氏によると、「日暈」は、太陽に薄い雲がかかった際に、光が回折し、拡散反射することで生じる大気光学現象だ。

金頂の上空に出現した日暈(写真提供・峨眉山景勝地)。

金頂の上空に出現した日暈(写真提供・峨眉山景勝地)。

鄭氏によると、雲の氷晶が少ないほど、太陽の光が屈折した時に現れる日暈が大きくなるという。この奇観が発生するためには、太陽の光のほか、地形、雲海などの自然条件が重なる必要があり、レアな現象となる。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年1月29日

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