12月は入場無料になっている中国の景勝地リストをチェック!
2023年最後の月となる12月、中国各地では一部の人気景勝地が入場無料になっている。ここではそんな入場無料となっている景勝地をチェックしていこう!
甘粛省敦煌市
一面銀世界となった敦煌市鳴沙山の月牙泉(撮影・王斌銀)。
元旦に合わせた3連休(2023年12月30日から2024年1月1日まで)と春節(旧正月、2024年は2月10日)に合わせた8連休(2024年2月10日から17日まで)、元宵節(旧暦1月15日、2024年は2月24日)は、全ての観光客を対象に鳴沙山・月牙泉、玉門関、雅丹国家地質公園景勝地の入場が無料となる。
四川省の「3州1市」
2024年3月末まで、四川省阿壩蔵(アバ・チベット)族羌(チャン)族自治州、甘孜蔵(カンゼ・チベット)族自治州、涼山彝(イ)族自治州、攀枝花市の「3州1市」にある4A級(5Aが最高)以上の国有景勝地において、「入場券を1枚買うと、1枚プレゼント」というキャンペーンが実施されているほか、4A級以下の国有景勝地では、全ての観光客を対象に入場無料のキャンペーンが実施されている。
河南省洛陽市
今年7月18日から12月31日まで、洛陽市は、飛行機で洛陽北郊空港に到着した観光客を対象に、各観光地に無料で入場できるキャンペーンを実施している。洛陽到着後10日以内(当日を含む)、搭乗券(紙/電子版)を提示すると、市内の景勝地70ヶ所に無料で入場できる。
福建省武夷山市
武夷山の三才峰(撮影・張麗君)。
今年4月29日から12月31日まで、武夷山の主な景勝地は、中国全土から来た観光客を対象に、入場無料のキャンペーンを実施している。観光客は有効な身分証明書を提示すると、無料で入場できる(観光用の車両やイカダ漂流の料金は含まず)。
西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市
拉薩の布達拉宮(撮影・李林)。
今年11月1日から2024年3月15日までの期間、布達拉(ポタラ)宮景勝地では、時間帯を区切って入場者数を制限する予約制が導入されているほか、無料で入場予約と見学ができる「第6期『西蔵を冬旅』キャンペーン」が実施されている。
江蘇省連雲港市
連雲港市大花果山景勝地の道路(撮影・耿玉和)。
今年11月1日から2024年2月末まで、連雲港市の4A級以上の国有景勝地11ヶ所で入場無料のキャンペーンが実施されている。
四川省資陽市
今年11月1日から2024年3月31日まで、四川省資陽市安岳県の国有景勝地の安岳石刻・圓覚洞景勝地や安岳石窟・臥仏院景勝地は、中国全土から来た観光客を対象に入場無料のキャンペーンを実施している。ただ、全国重点文物保護単位に指定されている毗盧洞や華厳洞は現在、文化財保護作業が急ピッチで実施されているため一時閉鎖されている。一般開放できる条件が整い次第、中国全土から来た観光客を対象に、2024年3月31日まで無料で公開されることになっている。
安徽省黄山市
安徽省の黄山の日の出と雲海(撮影・施亜磊)。
今年11月1日、8日、15日、22日、29日、そして12月6日、13日、20日、27日の毎週水曜日、黄山市の景勝地は入場無料で一般公開されている。これら9日間は、市内のA級の景勝地の入場券を無料で予約できるようになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年12月13日
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