春節8連休に「逆張り旅行」計画する若者が増加 ニッチな旅行先の検索が急増中
大勢の市民が集まった聖ソフィア大聖堂の前を歩く「淘学ペンギン」(撮影・陳南)。
春節(旧正月、2024年は2月10日)を控え、旅行が爆発的人気となる中、人混みを避けながらも十分楽しめる「逆張り旅行」を計画する若者も多くなっている。旅行情報メディア・馬蜂窩のビッグデータによると、ここ1週間、「春節」に向かう「ニッチな旅行先」の人気度が前週比で178%上昇している。
馬蜂窩はこのほど、「今シーズンの冬に人気となっている遊び方ランキング」発表した。黒竜江省哈爾浜(ハルビン)で同市のオリジナル文化観光キャラクター「淘学ペンギン」を見たり、アイス・スノー観光を楽しんだり、吉林省延辺朝鮮族自治州安図県に行って、トナカイと触れ合ったり、四川省の中国ジャイアントパンダ保護研究センター都江堰基地に行って、雪の中を転げまわるパンダを見たりというのが同ランキングにランク入りしている。このほかにも山東省栄成市に行って、越冬中のオオハクチョウを見るというのもランク入りしており、同市の人気度がここ1週間、100%上昇している。
若者の間では、冬の2大定番である「アイス・スノー」と「温泉」を楽しめる「ニッチな旅行先」も人気となっている。例えば、吉林省の長白山では、スキーのほか、厳冬期ならではの自然現象「霧氷」の景色を楽しみながら、ミネラルウォーターを採水する場所となっている川でラフティングを楽しむこともできる。これは2023年の中国の新しい遊び方ランキングで2位に入った遊び方だ。中国の東北エリアのほか、河南省の登封市でも「霧氷」の幻想的な景色を楽しむことができる。また、江蘇省溧陽市の観光地・南山竹海で珍しい炭酸水素カルシウムを含む温泉に浸かったり、貴州省従江県で天然の薬草を使った瑶(ヤオ)族伝統の風呂「瑶浴」に浸かったりするというのも、フレッシュな体験として注目されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年2月4日
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