江西省南昌市、皇室専用の「御磁」を眺めて新年を迎える

人民網日本語版 2024年02月14日15:43
江西省南昌市、皇室専用の「御磁」を眺めて新年を迎える
江西省博物館に一歩足を踏み入れると、皇室専用の陶磁器「御磁」の各様式の逸品がずらりと並び、訪れた市民と観光客を楽しませていた。(撮影・毛思遠)

このほど江西省南昌市にある江西省博物館を訪れると、皇室専用の陶磁器「御磁」を集めた大規模展示会「2024年御磁帰来」が開催されていた。明の永楽帝・宣徳帝時代の染付、明の成化年間の斗彩、清の康熙帝時代の琺瑯彩磁器、清の乾隆帝時代の像生磁器など、各様式の御磁の逸品がずらりと並び、訪れた市民と観光客を楽しませていた。

この展示会は故宮博物院、景徳鎮御窯博物院など7つの文化機関と共催したもので、御磁の逸品180点(セット)が展示されている。このうち貴重な文化財が144点(セット)で全体の80%と高い割合を占め、大規模展示の名に恥じない盛大な御磁のイベントとなった。

同展示会の会期は1月8日から4月8日までで、春節(旧正月、今年は2月10日)連休期間が含まれている。展示会場は「御磁とは何か」、「他人の強みを学ぶ」、「唯一無二の逸品」、「幅広く受け入れる」から最後の「生々流転」まで5つのブロックに分かれ、故宮博物院との踏み込んだ協力を通じて、600年間の代表的な御磁の逸品初の集団的な里帰りが実現した。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年2月14日

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