中国の民泊施設予約プラットフォームで春節期間中の予約が倍増 人気トップは大理

人民網日本語版 2024年02月18日15:46

民泊施設予約プラットフォーム「途家」が17日に公開した統計によると、今月16日現在、春節(旧正月、今年は2月10日)期間中の人気観光都市の民泊施設予約数が前年同期比2倍増となった。今年の春節期間中は、「帰省+旅行」というパターンが大人気となり、プラットフォームを利用した旅客の3割以上が複数の旅行先の民泊施設を予約した。中国新聞網が伝えた。

「途家」の統計によると、春節期間中の民泊施設予約数が多かった人気観光都市トップは、雲南省の大理で、同省の昆明が5位、麗江が9位だった。2-4位はそれぞれ重慶、成都、西安となっている。今年爆発的人気となっている黒竜江省哈爾浜(ハルビン)は人気が続き10位だった。人気の商業市街地トップ5を見ると、重慶の解放碑・洪崖洞、大理古城、長沙の五一広場、麗江の大研古鎮、哈爾浜の歩行者天国・中央大街となっている。

民泊施設の予約数増加率トップ10を見ると、トップは山東省の淄博だった。以下、大同、景徳鎮、徐州、哈爾浜、延辺朝鮮族自治州、百色、錦州、南昌、洛陽と続いた。増加率はいずれも2倍以上となっている。今年は「春節ムードを探し求める」ことが民泊施設利用のキーフレーズとなっている。16日現在、途家の「春節」や「年越し」、「民俗」といったキーワードの検索回数が前年同期比7倍以上だった。

8連休(10-17日)となった今年の春節期間には、観光消費が大きく伸びた。今年は特に「帰省+旅行先」を選び、複数の地域を訪問する人が増えた。予約日を見ると、帰省して春節2日目となった11日から旅行に切り替える人が多く、民泊施設の予約数が伸びた。今年の春節期間中、「途家」のユーザーの3割以上が旅行先を2ヶ所以上選び、そのようなユーザーの間で人気となった都市は大理、哈爾浜、北海、麗江、成都、重慶だった。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年2月18日

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