海南省保亭黎(リー)族苗(ミャオ)族自治県毛感郷の観光資源は極めて豊かで、熱帯雨林が広がっているほか、中国最南部に位置する長さ23キロメートルに及ぶ鍾乳洞「仙龍溶洞」、最大面積を誇る熱帯カルスト地形「仙安石林」、毛拉洞ダム景勝地があり、さらには熱帯雨林がつくりあげた奇観や滝、渓谷、農産物狩りなどの観光資源も備わっている。人民網が伝えた。
このほど、2020年「保亭熱帯雨林山地アウトドア・エクストリームスポーツと郷村民泊ルート体験イベント」がこの地で開催された。今回のイベントは、保亭の豊かな観光資源を拠り所として、郷村民泊体験や山地アウトドアコース体験、リー族ミャオ族文化風習体験、アウトドアキャンプという4部門で構成されており、アウトドア・エクストリームスポーツプレーヤーを招き、保亭の魅力を心ゆくまで体験してもらうことを目指している。
イベント初日、アウトドアスポーツクラブのプレーヤー約200人はアウトドアコースに沿って、雨林探険、自然岩壁のロッククライミング、鐘乳洞探検、マウンテンバイクによるトレイルなどを体験した。
アウトドア探検を終えたプレーヤーたちは、毛寒郷南春村に集合して、民族色溢れるスポーツ種目やリー族の伝統織物などを体験し、特色あるリー族のうるち米酒を味わい、リー族族長が主催する歓迎の宴に出席し、保亭に暮らす少数民族の文化を心ゆくまで体験した。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年12月15日