習近平総書記「土地要素による優勢地域の質の高い発展の保障能力を強化」
習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は19日、自らがトップを務める中央改革全面深化委員会の第4回会議を開き、「土地管理制度改革による優勢地域の質の高い発展の保障能力強化に関する意見」「経済・社会発展の包括的なグリーン・トランスフォーメーションの促進に関する意見」「末端組織の応急管理能力のさらなる向上に関する意見」などを審議し、採択した。新華社が伝えた。
習総書記は会議を主宰し、「マクロ政策や地域発展とより効率的に連携した土地管理制度を構築・整備し、土地要素の配置の精確性と利用効率を高め、主体機能の実効性ある規制、調和と秩序ある国土開発の行われる空間発展パターンの形成を推進し、土地要素による優勢地域の質の高い発展の保障能力を強化する必要がある。経済・社会発展の包括的なグリーン・トランスフォーメーションの促進は、資源・環境・生態問題を解決するうえで基礎となる政策であり、包括的なトランスフォーメーション、協同的なトランスフォーメーション、革新的なトランスフォーメーション、安全なトランスフォーメーションを堅持し、『ダブルカーボン』政策が先導する形で、炭素排出量の削減、汚染物質排出量の削減、緑地面積の拡大、成長を協同的に推進し、グリーン発展理念を経済・社会発展の全過程・各方面において貫く必要がある。末端組織の応急管理能力をさらに高め、応急管理活動のパワーと支援を末端組織にまで行きわたらせ、安全上の重大なリスクを効果的に防止・解消し、迅速かつ力強く効果的に各種の災害事故に対処し、安全のための基盤を堅牢に築き、安全上の譲れぬ一線を確実に守る必要がある。科学技術と経済の深い融合を制約する突出した問題をしっかりと押さえ、革新のためにすべき事は何か、革新を担うべきは誰か、革新を支持・奨励・保護する方法は何かを中心に据えて、改革における難関攻略を深め続け、包括的革新の基礎的制度の構築を加速する必要がある」と強調した。
会議では、「改革開放によって発展における問題を解決し、前進の道におけるリスクや試練に対処することを堅持する必要がある。内需の拡大、構造の最適化、自信の下支え、民生の保障、リスクの防止・解消に資する改革措置に引き続き力を入れ、最も重要な問題、最も切迫した問題を集中的に解決する必要がある。さらに改革を全面的に深化するための重大な措置を科学的に計画し、中国式現代化の順調な推進を妨げる体制的・メカニズム的障害に焦点を合わせ、改革の戦略的重点、優先順序、主たる取り組みの方向、推進方式を明確にし、改革を問題志向で行うこと、各分野の重点的な改革課題を際立たせる必要がある。各方面から改革の積極性を十分に引き出し、改革の共通認識の形成をさらに進め、全党・全国の力を挙げて重大な改革課題の推進と実行に力を入れ、各方面の意見や提言を幅広く聴取し、末端組織及び大衆の創造した新たなノウハウを適時総括する必要がある」との指摘が行われた。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年2月20日
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