湖北省五峰の赤外線カメラがとらえた希少動物たち

人民網日本語版 2024年02月23日14:39
湖北省五峰の赤外線カメラがとらえた希少動物たち
赤外線カメラの前で「自撮り」するような表情を見せるスマトラカモシカ(写真提供・後河保護区)。

湖北省五峰土家(トゥチャ)族自治区にある後河国家級自然保護区は最近降った雪で一面の銀世界となっている。保護区内に生息するベンガルヤマネコやキョン、ヤマジャコウジカ、スマトラカモシカといった希少動物はそんな森の中を移動して餌を探し、あるいは雪の中でのんびりと雪遊びに興じ、極寒の保護区に活気をもたらしている。湖北省武陵山区に位置する後河国家級自然保護区では、中亜熱帯林の生態系および野生動植物の希少種や絶滅危惧種が、主な保護対象となっている。保護区は、数年前から、生物多様性の保護に関する基盤研究を実施する目的で、森の中に110台の赤外線カメラを設置し、さまざまな希少野生動物の活動を捉えた画像データを収集している。中国新聞網が伝えた。(編集KM)

「人民網日本語版」2024年2月23日

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