「海外初披露」を終えた中国国産大型旅客機「C919」が帰国
人民網日本語版 2024年02月27日15:29
シンガポールで開催された「シンガポール・エアショー2024」での出展を終え、チャンギ国際空港から飛び立った機体記号B-919Aの中国東方航空の世界1機目の国産大型旅客機「C919(フライトナンバーMU599)」が5時間のノンストップ飛行を経て今月26日午後0時51分、上海虹橋国際空港に無事到着した。これは中国東方航空が運航するC919の「海外初披露」が成功したことを示している。飛行距離は往復計8534キロだった。
今月17日午前1時49分、中国東方航空1機目の「C919」が上海虹橋国際空港から、チャンギ国際空港に到着。中国商用飛機(COMAC)など各方面の「C919」やジェット機「ARJ21」と共に「シンガポール・エアショー2024」に出展された。「C919」が海外に向かったのは初めてで、中国国産の民間機が海外でお披露目されるのも初めてのことだった。今回のエアショーで、「C919」は「最も期待される製品の一つ」と評価された。
中国東方航空の「C919」は今回のエアショーにおいて、主に静的展示され、そのキャビンインテリアや中国風の要素がお披露目された。今月20日から25日までの6日間開催されたエアショーでは、「C919」の人気が高く、各ビジネスデーに、20グループ以上の団体客が見学した。「C919」の機内解説員を務めた東方航空のキャビンマネージャー・胡虹氏は、「飛行機メーカーや航空サービスプロバイダー、航空産業チェーンの川上・川下の企業などの責任者、ベテラン関係者が機内を見学した」と説明した。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年2月27日
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