第2回貴州省「村超」決勝リーグが3月16日に開幕

中国サッカースーパーリーグのCSLならぬ「農村サッカースーパーリーグ（村超）」と呼ばれている第2回貴州省農村サッカースーパーリーグの決勝リーグが3月16日に開幕し、5月25日まで開催される。中国新聞網が報じた。

今年1月、第2回農村サッカースーパーリーグの予選リーグが開幕。62チームが約1ヶ月かけて162試合に及ぶ熱戦を繰り広げ、最終的に口寨村や豊楽村、龍泉井村など20チームが決勝リーグに進出した。

第2回貴州省農村サッカースーパーリーグの予選リーグで熱戦を繰り広げる選手たち（撮影・韋貴金）。

今年は参加チームが多く、決勝リーグには20チームしか進めないため、競技性を高めるべく、20強入りしたチームは、予選敗退したチームから地元の選手を補強できることになっている。そうすることで、選手たちにより多くの試合経験を積んでもらうこともできる。

貴州省「農村サッカースーパーリーグ」組織委員会は、「サポーターにもっと観戦を楽しんでもらえるよう、黔東南苗（ミャオ）族侗（トン）族自治州榕江県は『超おいしい』グルメを提供し、『泊まり心地が超優れた』環境を整え、『超便利な交通』サービスを最適化し、『超楽しい観光ルート』を打ち出すといった取り組みを通して、観光客やサポーターへの『おもてなし』を強化し、『農村サッカースーパーリーグ』が引き続き活力を発揮できるようにする」計画であることを明らかにした。

第2回貴州省農村サッカースーパーリーグの予選リーグで応援するサポーターたち（撮影・韋貴金）。

榕江県は今年、「農村サッカースーパーリーグ」が一層盛り上がるよう取り組む方針。大会組織や試合設定を最適化し、第2回貴州省農村サッカースーパーリーグのほか、全国グルメ無形文化遺産フレンドシップマッチ第2シーズンや、第1回「一帯一路」（the Belt and Road）農村サッカースーパーリーグフレンドシップマッチ、及び貴州——粤港澳大湾区サッカー親善試合などの開催に重点的に力を入れ、A、B、C、Dという4タイプの試合を計画的にスケジュールすることで、「重要な祝祭日にはAタイプの試合、週末には小規模な試合、そして頻繁に他の地域のチームとの交流試合を実施」という状況を作り出すことで、楽しいアクティビティや体験をさらにたくさん提供することを計画している。（編集KN）

「人民網日本語版」2024年3月7日