NBAならぬ「村BA」と呼ばれ、盛り上がりを見せている農村バスケットボール大会が再び始まった。全国・美しい農村バスケットボール大会(村BA)のオープニングゲームが今月20日、貴州省黔東南苗(ミャオ)族侗(トン)族自治州台江県台盤村で開催された。選手は全員農民で、中国各地からサポーターが押し寄せた。
シンプルで短いオープニングイベントの後、愛国歌の「我和我的祖国(私と私の祖国)」が苗語と侗語で斉唱された。そして、オープニングゲームがスタート。ホームゲームとなった黔東南苗族侗族自治州の農民チームと、甘粛省臨夏回族自治州の農民チームが対戦した。台江県の地元の人々のほか、中国各地から来たサポーター合わせて約1万人が観戦したほか、各地のファン約1千万人がテレビやオンラインプラットフォームを通して、オープニングイベントやゲームを楽しんだ。
湖北省武漢市から来たという大学生・王雲龍さんは取材に対して、「『村BA』は、ゲームのほかにも見どころ満載。今回は観戦のほか、現地の民族の特色にも注目している。苗族のダンスを踊るのがとても楽しみ」とした。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年6月21日