中国の旅行市場を支えているのは「女性」 両親を連れて旅行に行く女性は男性の2倍
人民網日本語版 2024年03月08日14:55
中国の複数のオンライン旅行プラットホームが最近、女性ユーザーの旅行消費報告を発表した。その報告のうち多くが、女性は消費高度化の主な貢献者であり、文化観光消費を見ても、主に予約しているのは女性で、主力軍となっていることを示していた。
旅行サイト・同程網が発表した「2024中国女性旅行動向報告」によると、女性の文化観光消費意欲は男性よりも目に見えて高く、1年に2回以上それを利用している女性ユーザーの割合は55.4%と、男性ユーザーの44.5%を上回っていた。利用頻度が高いほか、家族や友人などと一緒に旅行に出かける場合、女性主導で予約の手配をしていた。
文化観光消費関連のビッグデータ解析と予測によると、今年、女性の文化観光消費の注目ポイントは主に動物園や風景観光、歴史遺跡、庭園・古い街並み、遊園地など10テーマに集中しており、例年の状況とほぼ同じとなっている。年齢層別で見ると、「80後(1980年代生まれ)」や「90後(1990年代生まれ)」の女性の文化観光消費は、親子旅行や家族旅行にピッタリの動物園や遊園地といった場所に集中しているのに対して、「00後(2000年以降生まれ)」の女性の文化観光消費は、一人で遊んだり、友達や恋人と一緒に遊んだりするのにピッタリなイベントやスポーツの試合、その他のレジャー体験商品に集中していた。また、クオリティの高い旅行やニッチな体験を追求する女性の間では、ニッチな旅行先を探り出すことが人気を集めている。
旅行サイト・携程網の報告における連休中のツアー利用状況を見ると、両親を連れて旅行に行く女性が67.6%と、男性の32.4%の2倍以上となっていたことは注目に値する。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年3月8日
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