外交部がウクライナ危機をめぐる中国外交の状況について説明
人民網日本語版 2024年03月13日14:50
外交部(外務省)の汪文斌報道官は12日の定例記者会見で、ウクライナ危機の政治的解決に向けた李輝・中国政府ユーラシア事務特別代表による2回目の関係国歴訪について、次のように説明した。
李特別代表が3月2日から12日にかけて、ロシア、EU本部、ポーランド、ウクライナ、ドイツ、フランスを訪問し、ウクライナ危機の政治的解決について関係各方面と会談し、踏み込んだ意見交換を行い、仲介のために行き来し、メッセージを伝えた。李特別代表による今回の訪問を各方面は強く重視し、和平交渉の促進に向けた中国の努力を称賛した。
ウクライナ危機が全面的に激化してからすでに2年余りになる。この間、中国は常に客観的かつ公正な立場を堅持し、戦闘終結のためにコンセンサスを形成し、和平交渉のために地ならしと橋渡しをしてきた。
現在もなお戦闘行為は長引き、事態は激化と波及のリスクを抱えており、最も喫緊の課題は平和の回復だ。中国は関係方面が政治的ビジョンを示し、事態の沈静化を後押しし、できるだけ早期の停戦実現、均衡性と実効性のある持続可能な欧州の安全保障枠組みの構築のために共に努力することを望む。中国は引き続き和平交渉の促進を堅持し、ウクライナ危機の政治的解決を後押しするために建設的な役割を果たしていく。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年3月13日
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