四川盆地の新たな1千億立方メートル級大型ガス田が全面的に完成

人民網日本語版 2024年03月13日13:35

四川盆地の新たな1000億立方メートル級大型ガス田「川西ガス田」が全面的に完成し、生産開始した。ガス田の天然ガス生産量は年間20億立方メートルにも達すると見込まれている。中国の西南地域及び「川気東送」(四川省の天然ガスを東部地域に輸送するプロジェクト)沿線により多くのクリーンエネルギーのサポートを提供する。

同ガス田の主要ガス貯留層は四川盆地川西平原の西の縁に位置し、埋蔵深度は約6000m。貯留層の地質状況が複雑で、大規模で効率的な開発の難易度が極めて高い。中国石油化工集団有限公司(中国石化)は新型崩壊防止掘削流体システムを独自に研究開発し、深さ8000mを超える精密制御技術及び生産の重要技術を研究開発した。

四川盆地は天然ガス資源が豊富だ。中国石化は四川盆地で「普光ガス田」と「元壩ガス田」という2つの1000億立方メートル級海成ガス田を相次いで完成させた。中国石化は現在、四川盆地での天然ガス埋蔵量を3兆立方メートル近くを確認している。天然ガスの年間生産量は260億立方メートル、累計生産量は2000億立方メートル以上。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年3月13日

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