王毅氏「デリスキングを名目とした一国主義や保護主義に反対」

人民網日本語版 2024年03月19日14:51

王毅中共中央政治局委員(外交部長)は18日、ニュージーランドのマクレイ貿易相とウェリントンで会談した。新華社が伝えた。

王氏は「中国とニュージーランドは国交樹立以来、常に相互尊重と包摂を堅持し、協力に焦点を合わせ、人々に幸福をもたらし続け、新たな協力を進め続け、それによって両国関係は中国と先進国との関係をリードし続けてきた。中国とニュージーランドの関係の重要かつ独特な価値はここにある。中国はニュージーランドと両国の自由貿易協定(FTA)のアップグレード版を積極的に実行に移し、サービス貿易のネガティブリストに関する協議を早急に開始し、両国協力を絶えず新たな段階へと押し上げていくことを望んでいる。中国の開放の扉はさらに大きく開かれていく。ニュージーランドに対する扉は常に開け放たれている。双方は、共同で自由貿易を維持し、『デリスキング(リスク低減)』を名目とする一国主義や保護主義の推進に反対し、開放型世界経済を構築し、両国企業に望ましいビジネス環境を提供する必要がある」とした。

マクレイ貿易相は「国交樹立以来、ニュージーランドと中国の協力は実り豊かな成果を収め、両国民に大きな幸福をもたらしてきた。ニュージーランドは中国と共に努力し、経済・貿易分野で協力を一層拡大し、人的往来の利便性を高めることを望んでいる。双方は連携して自由貿易原則を維持し、様々な保護主義・一国主義的行為を阻止するべきだ」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年3月19日

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