王毅氏が国連人権理事会ハイレベルセグメントに出席
人民網日本語版 2024年02月27日14:42
王毅中共中央政治局委員(外交部長)は26日、北京で第55回国連人権理事会ハイレベルセグメントにオンライン形式で出席し、「コンセンサスを形成し、団結・協力して、世界の人権事業の健全な発展を共同で推進する」と題する演説を行った。新華社が伝えた。
王氏は「現在、国際情勢はますます混迷し、危機や衝突が次々に生じ、世界的な人権ガバナンスの不足が一層深刻化している。人々至上を堅持し、人々の利益を守ることを人権事業の出発点及び到着点とし、人々の生存と発展の権利をより際立った、差し迫った位置に据える必要がある。人権を名目にした他国への内政干渉、他国の発展の抑え込みに反対する必要がある。各国が自ら選択した人権発展の道を尊重する必要がある。協力・ウィンウィンを堅持し、対話によるコンセンサスの形成を提唱する必要がある」と指摘。
「国連の人権機関は公正かつ客観的に活動し、非選択性及び非政治化の原則を堅持するべきだ。多国間の人権機関はブロック政治や陣営対立の場ではなく、各国間の建設的な交流と協力の場となるべきだ」と強調した。
さらに「責任ある大国として、中国は積極的に世界的な人権ガバナンスに関与し、重要な国際人権条約・宣言の合意を後押ししてきた。中国は現在、現代化による成果をより多く、より公平に国民全体に行きわたらせ、人権保障の水準を不断に高めており、各国と共に、世界の人権事業の健全な発展のために新たな貢献を果たしていく」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年2月27日
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