【音声ニュース】世界初の自動運転の「空飛ぶタクシー」が販売開始

人民網日本語版 2024年03月21日10:45

アニメに出てくる自動運転の航空機や都市の低空域を飛び回る「空飛ぶタクシー」が、人類社会に登場するまであとどれくらいかかるのだろうか。実はこのSF映画のワンシーンは、今や現実のものになりつつある。

3月18日、世界で初めて耐空証明を取得した中国独自開発の「空飛ぶタクシー」で、人を乗せて運航する自動運転航空機「億航智能EH216-S」が、あるECプラットフォームで販売を開始した。表示価格は1機239万元で、すでに耐空証明を取得しており、世界で商用運航に向けたテスト飛行も展開している。

同機は2人乗り、全長6.05メートル、全幅5.73メートル、全高1.93メートル、16枚のプロペラが搭載されている。完全スマート自動運転航空機であり、垂直離着陸が可能、滑走路は不要で、主に低空域を飛行する。1回の飛行での最大航続距離は直線飛行距離にして30キロメートル、最高飛行速度は時速130キロメートル。地上の指揮調整システムによって管理され、複数の航空機が混乱することなく自動運転飛行を行うことができる。

「人民網日本語版」2024年3月21日

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