浙江省、30万ヶ所近くの分散型太陽光発電所の全てがスマート管理を実現

人民網日本語版 2024年03月21日09:11

国網浙江省電力有限公司の19日の情報によると、浙江省エネルギービッグデータセンターは2月末現在、浙江省全体の30万ヶ所近くの分散型太陽光発電所と全て接続し、分散型太陽光発電の100%のリアルタイムモニタリング・制御を実現している。浙江省の分散型太陽光発電の科学的・健全で秩序ある発展にデータ分析サポートを提供し、エネルギーのグリーン・低炭素トランスフォーメーションを推進している。中国新聞網が伝えた。

浙江常山同景太陽光発電所。撮影・翟勝聞

浙江常山同景太陽光発電所。撮影・翟勝聞

データによると、浙江省の2月末現在の新エネルギー発電設備容量は4148万kWで、うち分散型太陽光発電は2878万kWで太陽光総発電設備容量の80%を占めている。

浙江省は省エネルギービッグデータセンターを利用し、電力網設備及び分散型太陽光発電所のデータを結びつけ、分散型太陽光発電受容能力分析プラットフォームを研究開発し、分散型太陽光発電出力正確予測モデルを構築した。分散型太陽光発電の観測、測定、制御の管理水準を効果的に高めた。

浙江常山同景太陽光発電所の祝建偉所長は、「分散型太陽光発電受容能力分析プラットフォームは太陽光発電所の発電量、年間発電効率、年間相当時間などの重要データを正確に予測し、発電所の運営管理に力強い指導を提供できる」と述べた。

浙江省は同プラットフォームにより、分散型太陽光発電の出力の分刻みの観測を実現している。また浙江省エネルギービッグデータセンターにより、浙江省は分散型太陽光発電発展計画の面でもデータ分析のサポートができている。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年3月21日

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