多国籍企業経営者の相次ぐ訪中は何を意味するか?

人民網日本語版 2024年03月28日13:20

米アップル社の中国大陸部で最大の直営店が、3月21日、上海市にオープンした。ティム・クック最高経営責任者(CEO)が自ら新店舗のドアを開けて中国の消費者を迎え入れた。

この前日、クック氏は上海にあるアップル中国本部で、BYD(比亜迪)、藍思科技、長盈精密をはじめとする中国のサプライヤーと交流した。「アップルのサプライチェーンにとって、中国より重要な場所はどこにもない。アップルは中国のサプライチェーンのパートナーとの長期的な協力関係を強化し、グリーン製造、スマート製造などの面で緊密に協力して、ウィンウィンを実現する」とクック氏は言う。

中国は大きな市場であり、世界の産業循環における「巨大なターミナル」でもある。アップルの主要サプライヤー200社のうち、151社が中国で生産を行い、この200社でアップルの調達全体の98%を占める。

最近、英国のグラクソ・スミスクラインのグローバルCEOのエマ・ウォルムズリー氏、スイスのネスレグループのマーク・シュナイダーCEOら、多国籍企業の経営者が相次いで中国を訪れ、このほかにも多くの経営者が新年を迎えて初めての海外ビジネス訪問地に中国を選んだ。ドイツのコンチネンタルの取締役会メンバーでオートモーティブグループ担当役員のフィリップ・フォン=ヒルシュハイド氏は、4日間の中国訪問中、休むことなく北京、上海、重慶の3都市を訪れた。

ヒルシュハイド氏は、「自動車の年間生産台数3000万台の中国市場は、おそらく今の世界で最も競争が激しい市場だ。これは当社に競争の中で頭角を現す思いがけない機会があることも意味する。私たちは中国のお客様と共に成長し、お客様が中国と海外で発展し、より多くのチャンスをつかむようサポートする。私は中国で壮大な繁栄する未来の姿を見た」と述べた。

中国の産業チェーンには高効率、柔軟、強靱といった優位性が備わり、中国のスマート製造は世界のサプライチェーンをエンパワーメントし始めた。アプティブのアジア太平洋地域の楊暁明総裁は、「中国の工場は私たちにとって世界で自動化レベル、スマート化レベルが最も高い工場だ。現在、アプティブのコネクタのグローバル製造で必要な精密な型は、80%が上海のスマート工場で作られている。中国はスマート輸出を実現しつつある」と述べた。

最新の1-2月の経済データによれば、中国の発展の質が絶えず高まり、経済運営が安定しており、回復好転の流れが続いている。中国経済に備わる強い強靱性と活力が、世界と中国の極めて大規模な市場がもたらすメリットを緊密に結びつけ、世界と中国の高いレベルの開放が持つ力・自信を結びつけ、世界と中国の尽きることのない発展チャンスを結び付けている。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年3月28日

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