海南・広東の2地域間、ドローンによる公共財の海上横断輸送が実現

人民網日本語版 2024年04月25日14:37

海南・広東ドローンによる公共財の海上横断初飛行任務の現場

海南・広東ドローンによる公共財の海上横断初飛行任務の現場

24日、海南省海口甲子空港を離陸したドローンが、3時間かけて複数の稚エビを広東珠海蓮洲空港に輸送した。海南・広東の2地域間のドローンによる公共財の海上横断飛行は今回が初めて。これは高付加価値農産物の海上横断物流の新ルート・新業態を積極的に模索する海南省の試みであり、海南・広東の2地域の「低空経済(低空域飛行活動による経済形態)」の発展に対して推進的役割を果たすことになる。科技日報が伝えた。

ドローンに積載された稚エビ

ドローンに積載された稚エビ

今回の飛行任務を担当したのは航天時代飛鵬公司のFP-98大型固定翼ドローンで、北斗3号総合管理プラットフォームが搭載された。FP-98は中国初の大型ドローン輸送機で、輸送、緊急空中投下、通信中継、特殊試験積載などのシーンで応用できる。都市間または遠隔地の物流輸送の効率化を大幅に高めることができる。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年4月25日

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