2024年成都世界園芸博覧会が26日に開幕 メイン会場には高速列車が便利

人民網日本語版 2024年04月26日15:32

2024年成都世界園芸博覧会(以下、世園会)が今月26日に正式に開幕した。10月28日までの186日間にわたって開催される。

今回の世園会では初めて「メイン会場1ヶ所+サブ会場4ヶ所」というスタイルが採用されている。メイン会場は成都市の東部新区に、サブ会場は温江区、郫都区、新津区、邛崃市に設置されている。

メイン会場に足を踏み入れると、青々した葉が茂る木や植物が植えられた小道を歩きながら、特色ある園芸作品や建築物を楽しみ、現地の歴史や文化に対する理解を深めることができる。会場にはコア展示館6ヶ所、テーマ別の展示園113ヶ所があるほか、「グローバルスタイル」と「成都テイスト」という2大テーマのコースが設置されており、世界園芸界の「オリンピック」と呼ばれるにふさわしい内容となっている。

花卉・園芸の展覧・展示のほか、世園会開催期間中には、花卉・園芸国際コンクールや無形文化遺産展示・ショー、ナイトツアーといった、一連の没入型体験や特色あるイベントも計画されている。どの時間帯に入園しても、素晴らしいイベントが目白押しとなっている。

会場までの交通手段としては、高速列車を利用するのが最も便利で、世園会のメイン会場に最も近いのは三岔湖駅となっている。成都、自貢、瀘州といった地域から会場に向かう観光客は、高速列車で三岔湖駅まで移動した後、駅前の広場に直通バスの乗り場があるので、それに乗って15分ほどでメイン会場に着くことができる。

また、成都東駅や成都南駅、成都西駅から高速列車に乗って、温江区、郫都区、新津区、邛崃市の4ヶ所のサブ会場に向かうこともできる。

その他、世園会開催期間中、旅客に快適で便利な移動を体験してもらうべく、中国鉄路成都局集団有限公司は、鉄道アプリ12306のビッグデータをフル活用し、毎日、ケースバイケースで、運行を計画・調整しており、各地から来る旅客に心を込めた「おもてなし」を提供するという。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年4月26日

注目フォトニュース

関連記事